皆様こんにちは!
前回公開した式波さんの線画ですが、やっと、本当にやっと時間作れたので、この連休中にガーっと色を塗って仕上げました!
今作「Q」は前作「破」の劇中より14年の歳月が経っており、見た目は14歳のまま中身は20代後半の精神年齢になった式波・アスカ・ラングレーをどのように表現しようか悩みました。
その結果、できたのがこちらの絵。
アスカにとって耐え難い日々であったろう14年間の重みと、そこで得た経験を彼女の「横顔」に乗っけた…という感じです。
いつもはキャラクターの「目」を必ず描くしそういう構図をとるのですが、もうこの眼帯だけで色んなことを物語っているような気がして、表情をどうのこうのするよりも「この眼帯で察してくれ」ってな勢いでラフを描きました。
場面はQのラストあたりを想像しておりまして、本当はorz状態のシンジ君と黒波さんも描こうと思ったんですが、シンジ君にいたってはあまりにも気の毒すぎてなんかどう表現していいか判らんかったw
あそこまで打ちのめされた人間、どーやって描けばいいんだろーね…^^;
(ラストのアスカ、ジャージとか帽子かぶってなかったじゃんってツッコミは許してください;;だって描きたかったんだもん///)
まあ、このアスカのイラストに追記する形で、いずれ描きたいなあと思いますです。
サイズは横長ワイドで。
[wp_ad_camp_1]というわけで、今回もiPhone壁紙サイズをはじめ各種用意しましたので、どうぞお使いください。
エヴァ新劇:Q 式波アスカ各種壁紙
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(iPhone5壁紙サイズ)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(iPhone4s壁紙サイズ)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(800×1131)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(1200×1697)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(2894×4093)
UPDATE 2013/02/14
需要があるかどうかわかりませんが、背景なしバージョンも公開します。
時節柄、バレンタインデープレゼントってことで…w
背景ありバージョンと比べると、微妙に色調を変更しています。肌のあたりとか違いが分かり易いかも。
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(iPhone5壁紙サイズ)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(iPhone4s壁紙サイズ)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(800×1131)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(1200×1697)
- eva:Q式波・アスカ・ラングレー(2894×4093)
ここからエヴァンゲリオン新劇場版:Qの雑感です。
ネタバレ含むのでまだQ見てない人は見ない方がいいですよーー。
実は自分、Qを2回劇場へ見に行ったんですが、1つの映画を2回劇場で見たのって生まれて初めてでして、それぐらい「心が動かされた」ということです。
なんというか、旧作の呪縛から解き放たれたというか…
旧作で止まっていた時間の、その先が見れたって感じで。
そうか、こういう未来もあったんだと。
ミサトさんとかリっちゃんはアラフォーになってて余計な事しゃべらなくなったし、マヤなんて男嫌いが加速しちゃっててアレだし(これはこれでグヘヘ)、日向マコトはオデコのあたりがキちゃってるし、上でも書いたけどアスカにいたっては見た目は子供、頭脳は大人ってどこかの名探偵みたいなことになってるし、ヴンダーとかいう超巨大戦艦出てくるしで序盤からカオス。圧倒的なカオス。前作ラストで熱い男気を見せたシンジさんでもカオスな展開。
で、新キャラも含め、みんなして冷たいの。シンジさんに。
あんなに死にものぐるいで頑張ったのになんでや!?と。そりゃもうキバオウさんじゃなくても「なんでや!!」と言ってしまわんばかりの。
特に、新キャラの「北上ミドリ(CV:伊瀬茉莉也)」。てめーーわしらのシンジさんをなんつー目で睨んどるじゃーーゴルァ!!
そんな目と声で攻めたらシンジさんうっかり目覚めちまうだろーが!!いや劇中では攻めてないけどw
まあそんなことより新キャラの「鈴原サクラ」ですよ。サクラちゃん。
あのトウジの妹さん。
この娘はいい…すばらしい…。
兄貴の友達だったって事とか、みんなを守って戦ったってことは本人から聞いてたんでしょうね。なのでシンジさんに対して他の連中よりちょっと友好的なのかも。
サクラちゃん視点で14年間に何があったのか外伝的なもの出してほしーい。
・・・
ちょっと話がそれてしまいましたが、
最後まで見て判ったのは、ミサトさんもアスカも、まだシンジに対する愛情は完全に失われていなかったってこと。
ミサトさんが首チョンパスイッチをあのとき押していればたぶんこの物語は終了だったろうし、それが出来なかったのは劇中の彼女の背中が物語っています。
あの背中見せられたらリツコさんもミサトのこと咎められないは…
アスカにしても序盤でガラス(たぶん強化ガラス)の向こう側にいるシンジにメガトンパンチw放ったのも「今までわたしのことほうっておいてからに!」とか「エコヒイキは助けたくせに私は助けなかったのね!」とか「いままで何してたのよ!」とかシンジに対して一言では言い表せない感情が含まれていたはず。
そして彼女が「ガキシンジ…」とつぶやいた場面。
この言葉に含まれているのは「バカヤロウ」って思い以上に「わたしが何とかしてあげないと」という思いなのかなと。
アスカってすごく優しい娘なんですよね。言うまでもありませんが。
だからラストであんな状態になったシンジ君を見捨てられなかった。
アスカの「わたしのことは、助けてくれないのね」って台詞には嫉妬的な感情が含まれているんでしょう。
気にならない相手にこんな言葉は出ないはず。
そしてマリもアスカの気持ちには気づいてるんでしょうね。
「せめて、姫は、たすけろーーーー!!」って叫んでたし。
・・・
赤く染まった大地をシンジの手を引っ張って進むアスカさん。
これからは「アスカ姐さん」と呼びたい…。
ってかアスカは大人って設定なもんだから、どこぞの雑誌の「ちんかめ」ってコーナーにセクシー画像が載せられる始末。いいぞもっとやれ。もう脱げ。どんどん脱げ。
UPDATE 2013/04/17
新劇場版:QのDVD/ブルーレイがいよいよ来週にせまってきましたねー。
公式サイトでプロモ動画が公開されましたね。
素晴らしい過ぎてファンなのですが、画の出処を探しておりました。
とても素敵でしたー。1ファンとして応援致します。よろしくお願いします。
今さらだけどQ見ました@p@;
劇場公開後は賛否両論すごかったけど、普通に面白かったw
やっぱこの救いのない世界でアスカの存在が際立ってますね。
今まで絶対的な他者として描かれていたアスカが、仲間を頼り、激を飛ばし
そしてオワテるシンジを「キモイ」とか「ウザイ」とか「シネ」と言わずに
蹴り飛ばしながらも腕を引っ張り連れていく。アヤナミにも厳しいことを云いながら
でも思いやりを感じる言葉をかけたり、、この14年間という空白を、彼女の成長をもって
描いていますよね。それは人は成長できる、変われるんだという希望を提示してるわけで
今回のラストはやっぱり旧作のようにはなりませんよという、製作者側の確固たる意志を
感じる作品でした。ここまでチラシの裏
to かぬへるさん
すばらしい感想サンクス!
同感であります。
あらためてDVDで見たんだけど、サブタイトルの「YOU CAN (NOT) REDO」はすごく深い意味なんだなと。
周りから取り残されて、そしてとんでもねー事やらかしちまった奴が再び立ち上がれるかどうか…次回が楽しみでしょーがない